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大阪府泉大津市のコミュニティ放送「FMいずみおおつ」が放送再開!3か月間放送休止の背景とは?

アマチュア無線局 JF9OYU/ライセンスフリー無線局 いしかわJK946 です。いつもブログをお読みいただきまして、心より感謝申し上げます。

さて、大阪府泉大津市のコミュニティFM放送局「FMいずみおおつ」が、2026年7月1日に放送を再開しました。

FMいずみおおつは、同年4月1日から3か月間にわたって放送を休止していました。地域に密着した情報を届けてきた放送局だけに、突然ラジオから声が聞こえなくなり、今後を心配していたリスナーも少なくなかったのではないでしょうか。

しかし、今回の休止は放送局の廃止や閉局を意味するものではありませんでした。公式発表では、放送機材の再構築、スタッフの再教育、経営再建に向けた改革を進めるための一時休止と説明されています。3か月間の準備期間を経て、FMいずみおおつは「新生FMいずみおおつ」として、再び放送を始めました。

この記事では、FMいずみおおつの放送局としての概要、放送休止に至った背景、2026年7月1日の放送再開、そしてFMラジオやインターネットで聴く方法について、確認できた事実をもとに紹介します。

FMいずみおおつが7月1日に放送再開しました!

FMいずみおおつとはどのような放送局?

FMいずみおおつは、株式会社エフエム泉大津が運営するコミュニティFM放送局です。2017年12月24日に開局し、大阪府泉大津市の一部を放送区域として、地域の出来事や暮らしに関する情報を届けてきました。

本社は泉大津市池浦町、送信所は泉大津市なぎさ町に置かれています。放送周波数は85.5MHzです。

項目内容
放送局の愛称FMいずみおおつ
運営会社株式会社エフエム泉大津
開局日2017年12月24日
周波数85.5MHz
本社所在地大阪府泉大津市池浦町1丁目8番33号
送信所大阪府泉大津市なぎさ町
放送地域泉大津市の一部
公式サイト掲載の放送時間毎日7時から21時

公式サイトでは、放送区域内の世帯カバー率を泉大津市97.0%、和泉市24.1%、高石市14.0%、忠岡町64.6%としています。ただし、これは放送区域に関する数値であり、実際の受信状態は建物の構造、地形、ラジオの性能、アンテナの位置などによって変わります。

地域の情報を地域の言葉で伝えるコミュニティFM

コミュニティFMは、市町村などの限られた地域を主な放送エリアとするFM放送局です。開局には総務省の免許が必要で、自治体や地域の企業、団体、住民などと連携しながら放送を行います。

全国向けのテレビやラジオでは、泉大津市内の店舗、催し、道路状況、地域活動などが細かく取り上げられる機会は多くありません。その隙間を埋め、地域で暮らす人に必要な情報を届けるのが、FMいずみおおつのようなコミュニティFMの役割です。

FMいずみおおつは、市内の店舗や人物、イベントなどを番組で紹介するほか、店頭やイベント会場からのリポート、公開生放送なども行ってきました。地域の話題を一方的に伝えるだけでなく、出演者やリスナーも放送に参加できる距離の近さが特徴です。

災害時の情報伝達もFMいずみおおつの役割

FMいずみおおつは、日常の地域情報だけでなく、災害時の情報伝達手段としての役割も担っています。

泉大津市と株式会社エフエム泉大津は、開局前の2017年12月に「災害時における放送要請等に関する協定」を締結しました。泉大津市内で災害が発生した場合や、災害の発生が予想される場合、市がFMいずみおおつに放送を要請し、緊急情報などを市民へ迅速に伝える仕組みです。

災害時には、停電や通信回線の混雑によって、テレビやインターネットを利用しにくくなることがあります。電池で動く携帯ラジオや車のラジオから地域の情報を受け取れることは、コミュニティFMならではの強みです。

普段から周波数をプリセットしておけば、いざというときにも慌てずにFMいずみおおつを選局できます。

FMいずみおおつが2026年4月から放送を休止

FMいずみおおつは、2026年1月3日付の公式発表で、同年4月1日から3か月間、放送を休止すると明らかにしました。

発表では、3月までは通常どおり放送を続け、4月1日から休止期間に入ると説明していました。放送再開日は、当初から7月1日を予定していました。

そのため、今回の流れは次のようになります。

日付FMいずみおおつの動き
2026年1月3日4月1日から3か月間休止すると発表
2026年3月まで通常放送を継続
2026年4月1日放送休止期間に入る
2026年4月から6月機材、スタッフ、経営面の改革を実施
2026年7月1日放送を再開

3か月にわたる放送休止は、短時間の設備点検や深夜のメンテナンスとは異なります。地域の放送局が通常放送を長期間休止するということで、驚いたリスナーも多かったことでしょう。

FMいずみおおつが放送を休止した理由

FMいずみおおつが公表した放送休止の理由は、大きく分けて次の3点です。

  1. 放送機材の再構築
  2. スタッフの再教育
  3. 経営再建に向けた改革

公式発表では、放送機材、スタッフ、経営状況を一新し、放送を大きく強化するための一時休止であると説明しています。

放送局を運営するには、スタジオの音響機器や送出設備、送信設備だけでなく、番組制作、営業、災害時の対応など、幅広い体制が必要です。機材だけを入れ替えても、番組を作り、安定して放送を続ける人員や運営体制が整っていなければ、放送局全体の立て直しにはなりません。

FMいずみおおつが機材、スタッフ、経営の3点を挙げたことからも、今回の休止が単なる設備更新ではなく、放送局全体を見直すための期間だったことが分かります。

一方、公式発表では、具体的な収支状況、経営再建が必要になった経緯、更新した機材の内容、再編された組織の詳細などには触れられていません。公表されていない事情について推測するのではなく、現時点では放送局が発表した内容を事実として受け止めるのが適切でしょう。

地方ラジオ局を取り巻く経営環境については、「MROラジオ分社化とは?その理由と今後を読み解く」でも紹介しています。

休止期間中にはスタッフも募集

FMいずみおおつは、放送休止に入る直前の2026年3月26日、公式サイトにスタッフ募集のお知らせを掲載しました。公式SNSでも、7月1日の放送再開に向けてスタッフを募集し、放送機材のリニューアルやスタッフの拡充を進めることを伝えていました。

スタッフの再教育だけでなく、新しい人材を迎え入れようとしていたことからも、再開後の放送体制を組み直す意図がうかがえます。

コミュニティFMは、パーソナリティだけで成り立つものではありません。番組の企画や制作、音声の送出、取材、営業、地域との調整など、多くの業務によって毎日の放送が支えられています。新しいスタッフを加えながら体制を整えることも、3か月間の休止期間における重要な取り組みの一つだったと考えられます。

FMいずみおおつが2026年7月1日に放送再開

3か月間の休止を経て、FMいずみおおつは2026年7月1日に放送を再開しました。

放送再開前日の6月30日には、公式SNSで「新しく生まれ変わったFMいずみおおつの放送が始まります」と案内されました。当初発表されていた予定どおり、7月1日から地域の電波にFMいずみおおつの放送が戻ったことになります。

7月1日から4日までは、正午から18時まで特別番組を放送する予定も案内されました。放送再開直後は通常編成へ一気に戻すのではなく、特別番組を通じて新しい体制や放送内容を紹介していく形となっています。

3か月という長い休止を挟んだだけに、リスナーにとっては「再開」というより、もう一度開局日を迎えたような感覚に近いかもしれません。放送局側も、再開後のFMいずみおおつを「新生FMいずみおおつ」と表現しています。

公式サイトは順次リニューアル中

2026年7月2日現在、FMいずみおおつの公式サイトには「リニューアル準備中」「7月1日オープン予定」という休止期間中の表示が一部残っています。番組情報についても、リニューアルに伴う準備中と表示されています。

放送そのものは7月1日に再開していますが、新しいタイムテーブル、番組紹介、パーソナリティなどの情報は、今後順次更新される可能性があります。

公式サイトの会社概要には、放送時間が毎日7時から21時までと記載されています。ただし、放送再開直後は特別編成が組まれているため、当面の放送時間や番組内容については、公式サイトだけでなく、公式SNSや実際の放送も確認した方がよいでしょう。

FMいずみおおつをFMラジオで聴く方法

FMいずみおおつを聴く方法

泉大津市やその周辺でFMいずみおおつを聴く場合は、FMラジオやカーラジオの周波数を85.5MHzに合わせます。

選局方法は一般的なFM放送と同じです。

家庭用ラジオで聴く場合

ラジオの電源を入れ、FM放送を選択してから85.5MHzに合わせます。受信状態が良くないときは、ロッドアンテナを伸ばし、向きや角度を調整してみましょう。

室内では、窓際や建物の高い場所へラジオを移動すると、受信状態が改善することがあります。鉄筋コンクリートの建物では電波が弱くなる場合があるため、窓から離れた部屋よりも窓際の方が受信しやすい傾向があります。

カーラジオで聴く場合

カーラジオのFMバンドを選び、85.5MHzに合わせます。普段から聴く場合は、プリセットボタンに登録しておくと便利です。

泉大津市内や周辺を走行中に受信状態が変化する場合は、車の位置や周囲の建物、道路の高低差などが影響している可能性があります。

ラジオで聴ける主な地域

公式サイトでは、泉大津市のほか、和泉市、高石市、忠岡町の一部も放送区域内として示されています。ただし、自治体全域で安定して受信できるという意味ではありません。実際に聴こえる範囲は、受信場所や使用するラジオによって異なります。

FMいずみおおつをインターネットで聴く方法

FMいずみおおつは、インターネット配信サービス「FM++」でも聴くことができます。

FM++にはブラウザ版プレーヤーが用意されているため、パソコンから専用ソフトをインストールせずに放送を聴くことができます。スマートフォンやタブレットでは「FMプラプラ」アプリを利用します。

パソコンのブラウザで聴く

パソコンでは、FM++のFMいずみおおつ専用ページを開き、ブラウザ版プレーヤーを再生します。

FMラジオの電波が届きにくい地域でも、インターネットに接続できる環境があれば聴取できます。泉大津市を離れて暮らしている人や、地域外からFMいずみおおつの番組を聴きたい人にも便利な方法です。

iPhoneやiPadで聴く

iPhoneやiPadでは、App Storeから「FMプラプラ」をインストールします。アプリを開いた後、放送局の一覧から「FMいずみおおつ」を選択してください。

Androidで聴く

Androidスマートフォンやタブレットでも「FMプラプラ」を利用します。Google Playからアプリをインストールし、放送局一覧から「FMいずみおおつ」を選択します。

FM++では音声のほか、放送局から配信される文字情報などを受け取れる場合があります。FMいずみおおつの公式アプリページでは、防災情報や地域情報の交流、FM電波が届きにくい地域の補完を目的としたサービスとして案内されています。

FMラジオとネット配信はどちらがよい?

FMラジオとFM++には、それぞれ異なる利点があります。

聴取方法主な特徴
FMラジオ・カーラジオ85.5MHzで受信。通信回線を使用しない
FM++ブラウザ版パソコンから聴取できる
FMプラプラアプリスマートフォンやタブレットで聴取できる
インターネット配信FM電波の受信範囲外でも利用しやすい

普段はスマートフォンやパソコンでFM++を利用し、災害への備えとして電池で動くFMラジオも用意しておくと、複数の手段で情報を受け取れます。

インターネット配信は便利ですが、通信障害や回線の混雑、スマートフォンの電池切れなどによって利用できなくなる可能性があります。地域内であれば、通信回線を必要としないFMラジオも大切な情報源になります。

FMいずみおおつに関するよくある質問

FMいずみおおつはいつ放送を再開しましたか?

FMいずみおおつは、2026年7月1日に放送を再開しました。4月1日から3か月間放送を休止し、機材やスタッフ、経営面の見直しを進めていました。

FMいずみおおつが放送を休止した理由は何ですか?

公式発表では、放送機材の再構築、スタッフの再教育、経営再建に向けた改革を行うためと説明されています。具体的な経営状況や機材の更新内容については公表されていません。

FMいずみおおつの周波数は何MHzですか?

FMいずみおおつの周波数は85.5MHzです。泉大津市や周辺地域では、FMラジオやカーラジオを85.5MHzに合わせてください。

泉大津市以外でもFMいずみおおつを聴けますか?

公式サイトでは、和泉市、高石市、忠岡町の一部も放送区域内とされています。FM電波を受信できない地域でも、FM++のブラウザ版プレーヤーやFMプラプラアプリを利用して聴くことができます。

スマートフォンでFMいずみおおつを聴くにはどうすればよいですか?

iPhoneやAndroidスマートフォンに「FMプラプラ」をインストールし、放送局一覧から「FMいずみおおつ」を選択します。

パソコンでも聴けますか?

FM++のFMいずみおおつ専用ページにブラウザ版プレーヤーが用意されているため、インターネットに接続されたパソコンから聴くことができます。

FMいずみおおつの放送時間は何時までですか?

公式サイトの会社概要には、毎日7時から21時までと掲載されています。ただし、放送再開直後は特別編成が組まれているため、最新の放送時間や番組内容は公式サイトや公式SNSで確認してください。

遠距離からFM放送を受信した記録については、「94.5MHzのBBS 大邱仏教放送を受信しました」もあわせてご覧ください。

FMいずみおおつが地域の電波に戻ってきた!

FMいずみおおつは、2026年4月1日から3か月間にわたって放送を休止し、7月1日に放送を再開しました。

今回の休止は、放送機材の再構築、スタッフの再教育、経営再建に向けた改革を進めるためのものでした。具体的な改革内容のすべてが公表されているわけではありませんが、予定どおり放送が再開されたことは、放送を待っていた地域のリスナーにとって明るい知らせです。

泉大津市や周辺地域では、FMラジオやカーラジオを85.5MHzに合わせることで聴くことができます。FM電波を受信しにくい地域や泉大津市外では、FM++のブラウザ版プレーヤーやFMプラプラアプリを利用できます。

地域の店舗や催し、人の声を伝えるだけでなく、災害時には自治体と連携して緊急情報を届けるFMいずみおおつ。3か月間の休止を経て、新しい一歩を踏み出した放送局が、これからどのような番組や地域情報を届けてくれるのか注目したいと思います。

本日も最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました!
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