第18回ホクリク・デジコミーティング開催のご報告

2026年5月16日(土)の無線活動日誌

いつもブログをお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
アマチュア無線局 JF9OYU/ライセンスフリー無線局 いしかわJK946です。

さて、早速ですが、2026年5月16日(土)の無線活動日誌をお届けします。

運用日時について

次の通り、5月16日(土)の運用日時をご紹介します。

運用日時(日本標準時)2026年5月16日(土) 7時50分〜 19時30分

運用場所について

次の通り、5月16日(土)の運用場所をご紹介します。

運用場所の紹介

医王山三千坊展望台は、石川県金沢市と富山県南砺市の県境に連なる医王山山域にある展望スポットです。標高は789.5m。金沢市街地からも比較的アクセスしやすい一方で、山深い雰囲気も感じられる場所で、自然の中で静かに過ごしたい方や、眺望を楽しみたい方におすすめです。医王山は奥医王山を最高峰とする山岳公園で、豊かな自然環境が残されており、登山やハイキングのフィールドとしても親しまれています。

展望台からは、砺波平野をはじめ、能登半島、富山湾、金沢市方面まで見渡すことができます。天候に恵まれれば、富山県側の散居村の風景や、遠く日本海方面まで視界が広がり、医王山ならではの雄大な眺めを楽しむことができます。昼間の展望はもちろん、砺波平野や金沢方面の夜景を望めるスポットとしても知られています。

アクセスは、医王山の山道を上っていく形となります。金山峠の登山口から徒歩10分以内の場所にありますが、展望台付近の道は狭く、急なカーブもあるため、車で訪れる場合は運転に十分な注意が必要です。駐車スペースは展望台のすぐ近くにありますが、台数には限りがあり、舗装状況も含めて山道らしい環境です。夜間に訪れる場合は周囲が暗くなるため、懐中電灯などの準備もしておくと安心です。

周辺は自然に囲まれた静かな環境で、季節ごとに違った表情を見せてくれます。新緑の季節は山の緑が美しく、秋には紅葉、空気の澄んだ日には遠望も期待できます。医王山周辺には、国見平や夕霧峠、白兀平ヒュッテなどの眺望スポットも点在しており、ドライブや軽い散策とあわせて楽しむのも良いでしょう。

標高789.5mという高さと、石川・富山の県境に位置する開けた環境は、無線運用地としても魅力があります。見晴らしの良い場所から電波を出す楽しさ、そして北陸の山並みと平野を見渡しながら過ごす時間は、医王山三千坊展望台ならではの魅力といえるでしょう。

運用場所の詳細

運用地名医王山三千坊展望台
(いおうぜんさんぜんぼうてんぼうだい)
所在地石川県金沢市
緯度北緯36度31分8秒
軽度東経136度48分8秒
標高789.5m
グリットロケーターPM86jm
市郡区番号JCC#3001

運用場所のGoogle Map

医王山三千坊展望台は石川県金沢市と富山県南砺市の境に位置します。私は石川県金沢市として運用しましたので、その情報を掲載しています。あらかじめご了承ください。

使用機材について

次の通り、5月16日(土)の使用機材をご紹介します。

アマチュア無線

使用無線機

ICOM IC-705

ICOM IC-705

アイコム株式会社
HF+50MHz+144MHz+430MHz <SSB/CW/RTTY/AM/FM/DV>10Wトランシーバー IC-705

ICOM IC-905XG

アイコム株式会社
144MHz+430MHz+1200MHz+2400MHz+5600MHz+10GHz〈SSB/CW/RTTY/AM/FM/DV/DD/ATV〉トランシーバー IC-905XG

使用アンテナ

DIAMOND A430S15R2

DIAMOND A430S15R2

第一電波工業株式会社
430MHz 空中線型式:八木型(DIGITAL対応) A430S15R2(15エレ)シングル

Radix RY-1200N13

Radix RY-1200N13

https://www.radix-inc.com/ry/ry12n13.html

ラディックス株式会社
1.2GHz 13エレメント 八木アンテナ RY-1200N13

ICOM AH-56

アイコム株式会社
5600MHz帯用コーリニアアンテナ AH-56

男鹿半島・寒風山との交信には、JA9BPH局のメッシュアンテナを拝借しました。

ICOM AH-109PB

ICOM AH-109PB

アイコム株式会社
10GHz帯用パラボラアンテナ AH-109PB

デジタル小電力コミュニティ無線

使用無線機

ALINCO DJ-PV1D

アルインコ株式会社
0.5W 18ch VHF デジタル小電力コミュニティ無線トランシーバー DJ-PV1D

使用アンテナ

CQOHM d-ROD-100

CQオーム 株式会社
d-ROD-100 デジタル小電力コミュニティ無線用10段ロッドアンテナ d-ROD-100

デジタル簡易無線

使用無線機

ALINCO DPS-70

アルインコ株式会社
デジタル簡易無線機・登録局97ch ハンディタイプ DJ-DPS70E

使用アンテナ

DIAMOND SRH350DH

第一電波工業株式会社
351MHzデジタル簡易無線用アンテナ(ハンディ用)

特定小電力無線

ALINCO DJ-P240L

使用無線機

アルインコ株式会社
交互通話 特定小電力トランシーバー DJ-P240シリーズ

運用記録について

次の通り、5月16日(土)の運用記録をご紹介します。

アマチュア無線(430MHz帯)

交信時間コールサイン周波数電波形式レポート
(相手局)
レポート
(自局)
運用場所
7:50JA0RUZ/7431.680MHzFM5959秋田県男鹿市(寒風山)
7:52JS1TLT/7431.680MHzFM5959秋田県男鹿市(寒風山)
9:17JL1KTS/0431.680MHzFM5141新潟県上越市(名立区)
11:21JL8GFB430.510MHzFT8+17dB-09dB北海道久遠郡せたな町
11:23UA0L430.510MHzFT8+10dB-18dBロシア連邦ナホトカ
11:31JH0VJW430.510MHzFT8+20dB-5dB新潟県三条市
12:28JG8JPG430.510MHzFT8-17dB-18dB北海道檜山郡江差町
12:38JR4KGM/4432.880MHzFM5959鳥取県米子市
13:09JF9IMW433.060MHzFM5959石川県金沢市
14:01JA9VKD433.060MHzFM5959石川県白山市
14:10JF3LDV/3433.060MHzFM5352京都府舞鶴市(空山)
14:12JF9PWH/9433.060MHzFM5959石川県野々市市
14:15JA9BPH/9433.060MHzFM5959富山県小矢部市(稲葉山)
13:38JH9DRL430.510MHzFT8+38dB+23dB富山県富山市
15:49JR7DUT432.960MHzFM5757秋田県秋田市
16:06JH4DAY/4433.080MHzFM5959鳥取県東伯郡北栄町
17:04JP7WCL/9433.060MHzFM5959石川県金沢市
17:07JR9FNY433.060MHzFM5959石川県金沢市
17:19JF9SZQ433.060MHzFM5958石川県白山市
17:29JK1NBV/9433.060MHzFM5959富山県富山市(東横INN新幹線口1)
17:56JE8FWP/8432.940MHzFM5959北海道函館市(立待岬)
17:59JG7JKO433.120MHzFM5959秋田県山本郡三種町
18:23JE4UTU/4433.060MHzFM5956島根県松江市
18:31JQ3LYQ/9433.060MHzFM5959富山県富山市
18:42JF9SYY433.060MHzFM5959富山県高岡市
18:48JM8UUY433.060MHzFM5957北海道亀田郡七飯町
18:51JP3VRR/8433.060MHzFM5959北海道久遠郡せたな町
18:59JO4KVP/4433.060MHzFM5959鳥取県鳥取市

アマチュア無線(1200MHz帯)

交信時間コールサイン周波数電波形式レポート
(相手局)
レポート
(自局)
運用場所
10:18JS1TLT/71295.300MHzFM5959秋田県男鹿市(寒風山)
10:19JA0RUZ/71295.300MHzFM5959秋田県男鹿市(寒風山)
11:50JL8GFB1296.600MHzFT8-19dB-15dB北海道久遠郡せたな町
12:56JR9KTS1295.060MHzFM5959富山県南砺市
14:24JA9VKD1295.020MHzFM5959石川県白山市
14:27JR4KGM/41295.020MHzFM5553鳥取県米子市
16:28JA9KKD1295.020MHzFM5959石川県羽咋郡宝達志水町

アマチュア無線(5.6GHz帯)

交信時間コールサイン周波数電波形式レポート
(相手局)
レポート
(自局)
運用場所
8:34JS1TLT/75760.000MHzFM5959秋田県男鹿市(寒風山)
8:35JA0RUZ/75760.000MHzFM5959秋田県男鹿市(寒風山)
15:09JA9BPH/95759.600MHzFM5959富山県小矢部市(稲葉山)
15:10JA9BPH/95759.600MHzFT840dB28dB富山県小矢部市(稲葉山)
15:15JA9BPH/95759.600MHzFM5959富山県小矢部市(稲葉山)
15:17JA9BPH/95759.600MHzAM5758富山県小矢部市(稲葉山)
15:19JA9BPH/95759.600MHzDV5959富山県小矢部市(稲葉山)
15:21JA9BPH/95759.600MHzSSB5959富山県小矢部市(稲葉山)

アマチュア無線(10GHz帯)

交信時間コールサイン周波数電波形式レポート
(相手局)
レポート
(自局)
運用場所
8:21JA9BPH/910240.000MHzFM5959石川県金沢市(医王山三千坊展望台)
8:28JA0RUZ/710240.000MHzFM5959秋田県男鹿市(寒風山)
8:29JS1TLT/710240.000MHzFM5959秋田県男鹿市(寒風山)
14:38JA9BPH/910240.000MHzFM5959富山県小矢部市(稲葉山)
14:51JA9BPH/910240.000MHzFT838dB26dB富山県小矢部市(稲葉山)
14:55JA9BPH/910240.000MHzFM5959富山県小矢部市(稲葉山)
14:56JA9BPH/910240.000MHzAM5959富山県小矢部市(稲葉山)
14:58JA9BPH/910240.000MHzDV5959富山県小矢部市(稲葉山)
15:03JA9BPH/910240.000MHzSSB5959富山県小矢部市(稲葉山)

デジタル小電力コミュニティ無線(142/146MHz帯)

交信時間コールサインチャンネルレポート
(相手局)
レポート
(自局)
運用場所距離
13:39にいがたAL12/016ch5556新潟県長岡市(汐見台)212km
16:16しずおかAB77/918ch5957石川県金沢市16km
16:20にいがたDB37/018ch5555新潟県長岡市(汐見台)212km

デジタル簡易無線(351MHz帯)

交信時間コールサインチャンネルレポート
(相手局)
レポート
(自局)
運用場所
13:28にいがたAL12/029ch5959新潟県長岡市(汐見台)
13:32いしかわTO26629ch5959石川県白山市
13:34はくさんKT40529ch59M5-3石川県白山市
13:36かなざわKB430/929ch5959石川県かほく市
17:53とやまHM768/919ch5959富山県下新川郡朝日町(烏帽子山林道)
19:01にいがたTM721/914ch5959富山県滑川市
19:12はくさんKT40529ch59M5-3石川県白山市

特定小電力無線(421/440MHz帯)

交信時間コールサインチャンネルレポート
(相手局)
レポート
(自局)
運用場所
13:44にいがたAL12/0L02chM5M5新潟県長岡市(汐見台)

正確な記録に努めておりますが、万一、記載内容に誤りがございましたら、お問い合わせフォームよりお知らせください。また、コールサインの掲載を希望されない方がいらっしゃいましたら、お手数ですが、お問い合わせフォームよりご連絡くださいますようお願い申し上げます。

運用を終えて

医王山国見ヒュッテからの雲海

朝5時に起床し、6時には自宅を出発。7時前には医王山に入りました。富山方面に開けた国見ヒュッテに立つと、この時期としては珍しい雲海が眼下に広がっており、早朝の澄んだ空気の中で、思いがけない絶景に出会うことができました。

それでは、今回の運用を振り返っていきたいと思いますが、内容が少し長くなりそうですので、「アマチュア無線編」と「ライセンスフリー無線編」に分けてまとめていきます。

ちなみに、今回の運用では合計63交信となりました。お相手いただきました各局の皆様に、心よりお礼申し上げます。

アマチュア無線編

今回は、430MHz帯、1200MHz帯、5.6GHz帯、10GHz帯の各バンドを運用しました。

その結果、430MHz帯で28交信、1200MHz帯で7交信、5.6GHz帯で8交信、10GHz帯で9交信となり、アマチュア無線では合計52交信となりました。

430MHz帯について

5.6GHz帯と10GHz帯での交信に備え、まずは男鹿半島・寒風山へ移動されていたJA0RUZ局JS1TLT局と、連絡用として430MHz帯でレポート交換を行いました。

驚いたのは、そのシグナルの強さです。距離にして約460kmありましたが、シグナルメーターは9まで振れており、日本海ダクト、いわゆるラジオダクトの発生を十分に感じさせる入感状況でした。通常の感覚からすればかなりの遠距離ですが、この時はそれを忘れてしまうほど強力で、まさに距離感覚が麻痺するような交信でした。

そのほかにも、島根県松江市、鳥取県米子市、鳥取県東伯郡北栄町、鳥取県鳥取市、京都府舞鶴市、新潟県上越市、秋田県秋田市、秋田県山本郡三種町、北海道函館市、北海道亀田郡七飯町、北海道久遠郡せたな町など、4エリア、3エリア、0エリア、7エリア、8エリアの日本海沿岸各地と交信することができました。

なかでも最長距離となったのは、北海道久遠郡せたな町のJL8GFB局との交信で、距離は約700km。日本海側に沿って、広範囲に電波が伸びていることを実感する結果となりました。

FT8でも印象深い交信が続きました。前日の144MHz帯に続き、ウラジオストク近郊、ナホトカのUA0L局とも交信することができ、こちらは距離にして約775km。日本海を越えて届いた電波を思うと、国内交信とはまた違った感慨がありました。

さらに、北海道久遠郡せたな町のJL8GFB局、北海道檜山郡江差町のJG8JPG局ともFT8で交信。JG8JPG局との交信距離は約660kmで、改めてこの日のコンディションの良さを感じる交信となりました。

あくまで感覚的なものではありますが、この日の日本海ダクトは早朝と夕方に特に強く、日中は比較的穏やかだったように思います。時間帯によってコンディションの変化をはっきり感じられたことも、今回の運用の大きな面白さでした。

1200MHz帯について

1200MHz帯でも、男鹿半島・寒風山へ移動されていたJA0RUZ局JS1TLT局と難なく交信することができました。430MHz帯に続き、1200MHz帯でも安定して届いていることに、改めてこの日のコンディションの良さを感じました。

その後は、地元各局とも交信させていただきました。

そしてFT8モードでは、北海道久遠郡せたな町のJL8GFB局との交信が成立。交信距離は約700kmとなり、1200MHz帯における自己記録を更新する、大変印象深い交信となりました。

5.6GHz帯と10GHz帯について

日本海ダクト、いわゆるラジオダクトの恩恵を受け、早朝から男鹿半島・寒風山へ移動されていたJA0RUZ局JS1TLT局と、各バンドで交信することができました。430MHz帯の時と変わらず、シグナルメーターは9まで振れており、距離を感じさせないほど強力な入感でした。

その後は、富山県小矢部市の稲葉山へ移動されたJA9BPH局と、5.6GHz帯および10GHz帯で各種モードによる交信にチャレンジ。SSB、AM、FM、DV、FT8と、マイクロ波帯での多彩な交信を楽しませていただきました。

ライセンスフリー無線編

ライセンスフリー無線では、デジタル小電力コミュニティ無線、デジタル簡易無線、特定小電力無線を運用しました。

その結果、デジタル小電力コミュニティ無線で3交信、デジタル簡易無線で7交信、特定小電力無線で1交信となり、ライセンスフリー無線では合計11交信となりました。

なかでも印象深かったのは、新潟県長岡市(汐見台)に移動されていたにいがたAL12局との交信です。デジタル小電力コミュニティ無線、デジタル簡易無線、特定小電力無線の3種類すべてで交信することができました。

デジタル小電力コミュニティ無線の距離表示では、交信距離は212km。さらに、特定小電力無線でも交信が成立し、こちらは私にとって自己記録更新となり、わずか10mWの特定小電力無線でここまで届いたことには驚かされました。

なお、にいがAL12局の近くで運用されていたにいがたDB37局ともデジタル小電力コミュニティ無線の交信することができました。

Special Thanks…

男鹿半島・寒風山から電波を聞き入るJA9BPH局

今回の5.6GHz帯および10GHz帯での運用にあたり、JA9BPH局には多大なるご支援を賜りました。

男鹿半島・寒風山での移動運用に関する情報を事前に教えていただいたほか、5.6GHz帯用のメッシュアンテナをご用意いただき、さらには私のICOM IC-905XGとAH-109PBの設営においてもお力添えをいただきました。まさに何から何までお世話になり、今回の運用を実現するうえで大きなお力をいただきました。

また、男鹿半島・寒風山との交信がひと段落した後には、5.6GHz帯および10GHz帯での交信実績を作るため、JA9BPH局がわざわざ富山県小矢部市の稲葉山へ移動してくださいました。そして、それぞれのバンドにおいて、私が運用可能なSSB、AM、FM、DV、FT8の各モードで交信していただきました。

おかげさまで、5.6GHz帯・10GHz帯ともに大変貴重な交信記録を残すことができました。

マイクロ波帯の移動運用は、機材の準備や設営、運用場所の選定など、一人ではなかなか難しい部分も多くあります。今回、JA9BPH局のご支援があったからこそ、充実した運用を行うことができました。改めまして、心より感謝申し上げます。

医王山三千坊展望台からの夕陽

本日も最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました!
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