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アマチュア無線局 JF9OYU/ライセンスフリー無線局 いしかわJK946です。
さて、これまで、自宅や移動運用先において特定小電力無線の中継装置(いわゆる特小レピーター)を一時的に設置し、運用を行ってまいりましたが、いよいよ常設に向けて本格的に動き出すこととなりました。
本記事では、その準備過程を忘備録として残すとともに、今後同様の取り組みを検討される方の参考になればと思い、記録しておきます。
設置場所について
まず最初に検討したのが、レピーターの設置場所です。
今回の設置は私自身で管理・運用するため、自宅から安定してアクセスできることを最優先条件としました。その上で、特定小電力無線(送信出力10mW)の特性を踏まえ、できる限り広範囲に電波が届くよう、複数の候補地を選定しました。
2026年4月11日(土)および12日(日)の2日間にわたり、実際に現地を訪問し、見通しや周辺地形を確認した結果、標高約200mの見晴らしの良い場所を第一候補地として決定しました。
具体的な場所の公表は現時点では控えますが、
- JR北陸新幹線の高架橋
- 石川県庁
- 金沢港
- 金沢医科大学
- 内灘から羽咋にかけての丘陵地帯
- 日本海
を一望できる、非常に見通しの良いロケーションです。
一方で、地形の影響により、
- 武蔵ヶ辻〜香林坊〜有松〜野々市方面(西側)
- 津幡方面(東側)
については山陰となる可能性が高く、不感地帯の発生が予想されます。
それでも、自宅設置時と比較すると、明らかに広範囲への電波到達が期待できるため、現時点では非常に有力な候補地と判断しています。
機材について
次に、レピーター本体の選定です。
候補として検討したのは以下の2機種です。
- アルインコ製 DJ-P102R(コンパクトマルチレピーター)
- アルインコ製 DJ-R200D(特定小電力トランシーバー&レピーター)
それぞれに特徴がありますが、DJ-P102Rについては、
- 消費電力
- 3分間のタイムアウト制限
といった点が常設運用において懸念材料となりました。
そのため、最終的には、耐環境性能や機能面を含めて総合的に判断し、DJ-R200Dの導入を決定しました。
また、屋外常設となるため、本体以外にも以下の周辺機器が必要となります。
- ソーラーパネル
- バッテリー
- 太陽電池用充放電コントローラー
- 防水・防塵ボックス
- 設置用ポール
これらについては、オオサカCB708局より貴重なアドバイスをいただき、構成の方向性はほぼ固まりました。あとは秋月電子通商様などからの調達を進めていく段階です(少し気が早いかもしれませんが…)。
設置許可について
今回の計画において、最も重要なポイントのひとつが設置許可です。
過去には、山岳地帯に無断で設置された特定小電力レピーターが問題となり、警察沙汰に発展した事例もあると伺っています。たとえ無線愛好家の善意によるものであっても、無断で土地を使用すれば、不動産侵奪罪(刑法235条の2)に問われる可能性があります。
そのため、今回は正規の手順を踏み、第一候補地の土地所有者を登記情報提供サービスにて確認し、設置許可のお願いをさせていただきました。
すると、驚くことにご連絡からわずか1時間ほどでご丁寧なお返事をいただき、現在は管理担当者様からの正式回答を待っている状況です。
正直なところ、門前払いも覚悟していただけに、非常にありがたく、そして少し安心しました。
とはいえ、最終判断はこれからです。
期待と緊張が入り混じる、まさにドキドキワクワクの状態です。
設置目的について
特定小電力無線のレピーターは、アマチュア無線のレピーターとは異なり、
- 免許・資格が不要
- 対応機種があれば誰でも利用可能
という大きな特徴を持っています。
送信出力は10mWと極めて小さいものの、適切な場所に設置することで通信範囲を広げることができ、以下のような用途が考えられます。
- 無線愛好家による電波伝搬実験
- 日常的な簡易コミュニケーション
- 地域の防犯用途
- 災害時における通信インフラの代替手段
特に災害時においては、携帯電話やインターネット回線が不通となるケースも想定されるため、こうした誰でも使える通信手段の存在は、一定の価値を持つのではないかと考えています。
ご協力のお願い
今回の特定小電力レピーターの常設計画は、個人の取り組みとしてスタートしておりますが、
- 機材費
- 設置作業
- 維持管理
といった面において、どうしても一人では限界があります。
現時点ではまだ設置許可待ちの段階ではありますが、もし正式に許可が下りました際には、本格的な設置作業へと進むことになります。
本記事をご覧いただいた皆様の中で、
- 資金面でのご支援
- 技術面でのご協力
をいただける方がいらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。
本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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