株式会社MBSラジオが、技術職のキャリア採用を行っています。
今回募集されているのは、MBSラジオの放送を技術面から支える正社員。スタジオや放送設備の管理・保守だけでなく、番組収録や中継、主調整室での業務、設備更新の計画など、ラジオ局の技術部門が担う幅広い仕事に携わることになります。
MBSラジオの公式サイトでもキャリア採用として「技術職」の募集が案内されており、応募はマイナビ転職から受け付けています。
MBSラジオの放送を技術面から支える仕事
求人情報によると、主な業務はスタジオ収録や番組中継の手配、プロダクションへの業務割り振り、中継回線の手配、放送設備・スタジオ・中継車の運用や保守などです。
さらに、放送設備やスタジオを更新する際の計画立案にも携わり、メーカーや設計事務所との打ち合わせも担当します。
放送局の技術職というと、送信設備やスタジオ設備の保守をイメージする人も多いかもしれませんが、今回の募集を見る限り、MBSラジオでは外部の制作会社などと連携しながら技術部門全体をマネジメントする役割も大きいようです。
現在の技術部門は2名体制で、今回の採用では次代を担う人材を募集するとしています。少人数の技術部門だけに、将来的には放送設備やシステムに関する重要な仕事を任される機会も多くなりそうです。
入社後はミキサーや野球中継も経験
興味深いのは、入社後すぐに設備管理だけを担当するわけではないことです。
研修期間は3カ月間。まずは現場で経験を積み、放送の音声を調整するミキサー業務をはじめ、球場でのプロ野球中継、放送を送り出す主調整室の業務などを経験します。
実際に番組が作られ、放送され、リスナーのもとへ届くまでの流れを現場で経験したうえで、技術部門の仕事へとステップアップしていく形です。
ラジオ局の技術者として仕事をするうえでは、機器についての知識だけでは十分ではありません。スタジオでどのように番組が作られているのか、中継先からどのように音声が送られてくるのか、そして主調整室からどのように放送が送り出されているのか。こうした一連の流れを知ることは、その後の設備設計や保守にも生きてくるはずです。
陸上無線技術士の資格取得も
応募条件は大学卒業以上の理系出身者となっています。
ラジオ・テレビ業界での経験者や、陸上無線技術士の資格を持っている人は優遇されますが、放送業界での実務経験は必須とはされていません。
求人では、入社後に現場経験を積みながら陸上無線技術士の資格取得に向けて勉強することも紹介されています。OJTによる指導も行われるため、理系の大学を卒業していて放送技術に興味がある人にも門戸が開かれた採用といえそうです。
放送局の技術職を希望していても、民間放送局が技術職だけを対象にキャリア採用を行う機会はいつでもあるわけではありません。ラジオや放送設備、音響、無線、通信などに関心がある人にとっては注目したい募集です。
AM・FMだけではない時代のラジオ技術
株式会社MBSラジオは、大阪市北区茶屋町に本社を置くMBSメディアホールディングス傘下のラジオ放送事業者です。AM1179kHz、FM90.6MHzで放送しています。
一方で、現在のラジオ局の技術部門が扱うものは、従来のAM・FM放送設備だけではありません。
MBSラジオでは、有料のデジタル配信や、ラジオ放送とYouTubeを組み合わせたコンテンツなどにも取り組んでいます。求人ページでも、新しい技術を導入する際には技術部門がその役割を担うことが紹介されています。
放送設備そのものもIP化やデジタル化が進んでおり、ラジオ局の技術者に求められる知識の範囲は以前より広くなっています。
従来の放送技術を守りながら、インターネット配信をはじめとした新しいメディアにも対応していく。今回の募集は、現在のラジオ局における技術職の変化を感じさせる内容でもあります。
月給28万円以上で年間休日120日以上
雇用形態は正社員で、採用予定人数は若干名です。
給与は月給28万円以上に諸手当が加わり、賞与は年2回。経験、能力、年齢などを考慮して決定されます。
基本的な勤務時間は10時から18時までですが、業務内容によって前後する場合があります。また、入社当初は主調整室の業務を経験するため夜勤もあります。
休日は完全週休2日制で、年間休日は120日以上。勤務地は大阪市北区茶屋町17番1号で、大阪駅、梅田駅から徒歩約10分とされています。
なお、総合職としての採用となるため、将来的には制作や編成など別の部門へ異動する可能性があることも募集要項に明記されています。技術職として採用された後も、ラジオ局のさまざまな仕事に携わる可能性があるということになります。
応募は2026年10月5日までの予定
マイナビ転職に掲載されている求人情報は2026年8月17日に更新され、掲載終了予定日は2026年10月5日となっています。
選考はマイナビ転職からエントリーした後、書類選考、3回の面接を経て内定という流れです。面接日や入社時期については相談できるとしています。
ラジオが好きな人はもちろん、音響、無線、通信、ネットワーク、放送設備などの分野に興味があり、「ラジオ局の技術者として働いてみたい」と考えている人にとって、今回のキャリア採用は貴重な機会になりそうです。
募集条件や待遇、応募方法などは変更される場合がありますので、応募を検討される方は最新の募集要項を確認してください。
詳細な募集要項と応募については、マイナビ転職の求人ページをご覧ください。




















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