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北陸放送(MRO)が中途採用を実施〜石川のテレビ・ラジオ局で「放送人」を目指すチャンス〜

アマチュア無線局 JF9OYU/ライセンスフリー無線局 いしかわJK946 です。いつもブログをお読みいただきまして、心より感謝申し上げます。

さて、石川県のテレビ・ラジオ局「北陸放送株式会社(MRO)」が、総合職社員のキャリア採用、いわゆる中途採用の募集要項を公開しています。

募集の対象となるのは、報道や番組制作だけではありません。営業、事業、編成、DX推進、放送技術、東京・大阪での営業など、テレビ・ラジオ放送に関係する幅広い業務が挙げられています。

「いつか放送局で働いてみたいと思っていた」「これまで培った経験を石川県のために生かしたい」「テレビやラジオに関わる新しい仕事へ挑戦したい」という人にとって、今回のキャリア採用は見逃せない機会となりそうです。

この記事では、北陸放送がどのような放送局なのかを振り返りながら、募集職種、応募資格、給与、勤務地、選考方法などを詳しく紹介します。

※募集内容は2026年8月4日現在、北陸放送が公開している公式情報を基にしています。応募の際は、必ず最新の総合職社員キャリア採用募集要項をご確認ください。

北陸放送株式会社とは?

北陸放送株式会社は、石川県金沢市本多町に本社を置く民間放送局です。石川県内では、アルファベット3文字の「MRO」という愛称で広く親しまれています。

会社設立は1951年(昭和26年)12月。翌1952年(昭和27年)5月10日、日本海側で最初の民放ラジオ局として放送を開始しました。開局時の第一声は、現在もMROラジオのコールサインとして使われている「こちらはJOMR」でした。

テレビ放送は1958年(昭和33年)12月1日にスタート。テレビはTBS系列のJNN、ラジオはJRNとNRNに加盟し、石川県のニュース、天気、生活情報、地域密着型の番組などを届けています。

テレビは地上デジタル放送の6チャンネル。MROラジオは金沢親局のAM1107kHzに加え、金沢FM補完中継局の94.0MHz、輪島77.1MHz、七尾88.6MHz、珠洲76.7MHz、羽咋93.1MHzで放送しています。ラジオ配信サービス「radiko」を利用すれば、スマートフォンやパソコンからも番組を聴くことができます。

北陸放送の会社概要によると、2026年4月1日現在の従業員数は95人。2026年3月期の売上高は38億6,000万円で、テレビ・ラジオによる放送事業を中心に、地域に根差した情報発信を続けています。

項目概要
会社名北陸放送株式会社
本社所在地石川県金沢市本多町3丁目2番1号
設立1951年(昭和26年)12月
ラジオ放送開始1952年(昭和27年)5月10日
テレビ放送開始1958年(昭和33年)12月1日
代表者代表取締役社長 島田喜広氏
資本金1億8,000万円
売上高38億6,000万円(2026年3月期)
従業員数95人(2026年4月1日現在)
事業内容ラジオ・テレビによる放送事業
テレビ系列JNN・TBS系列
ラジオ系列JRN・NRN

地域の出来事を伝え続ける放送局

北陸放送では、夕方のニュース番組「Atta」をはじめ、石川県のローカル情報にこだわったテレビ番組「絶好調W」、MROラジオの「あさ☀ダッシュ」「ノコトラジオ」など、地域に密着した番組を制作しています。

インターネットやSNSが普及し、視聴者が自分の興味に合わせて情報を選ぶ時代になりました。一方、テレビやラジオには、自分から検索していなかった情報や、これまで知らなかった地域の出来事と偶然出会えるという特性があります。

北陸放送の採用ページに掲げられているメッセージは「ツケテミツケテミ!ミツケテミ!」。テレビやラジオをつけることで、想像もしなかったことに気づいたり、自分の関心の外にある世界とつながったりするきっかけをつくりたい、という思いが込められています。

災害や大雪、選挙などが発生した際には、迅速かつ正確な情報を地域へ届ける役割も担います。地域放送局で働くことは、番組をつくるだけでなく、石川県で暮らす人たちの生活や安全を情報面から支える仕事でもあります。

北陸放送が総合職社員のキャリア採用を実施

今回、北陸放送が募集しているのは、テレビ・ラジオ放送に関する業務全般を担当する「総合職社員」です。採用人数は若干名で、入社時期は相談のうえ決定されます。

募集要項の概要は次のとおりです。

項目募集内容
採用区分総合職社員キャリア採用(中途採用)
応募職種テレビ・ラジオ放送に関する業務全般
主な業務営業、報道、制作、事業、編成、DX推進、技術、東京営業、大阪営業など
採用人数若干名
入社時期応相談
応募資格原則として4年制大学、大学院、短期大学、高等専門学校を卒業し、北陸放送への中途入社を希望する人
給与月給26万円以上(30歳の基本給を想定した場合)
想定年収初年度400万円以上
試用期間3か月
賞与年2回。2025年度実績は6月・12月。初年度は12月の年1回
勤務地本社(金沢)、支社(東京・大阪・富山)
勤務時間原則9時30分~18時00分、実働7時間30分
休日休暇週休2日制、祝日、年末年始休日、年次有給休暇、夏季休暇など

給与や待遇は、応募者の経験やスキルを考慮したうえで決定されます。公式募集要項には、特定の年齢層や放送業界での勤務経験を必須とする記載はありません。

そのため、放送業界で働いた経験がある人だけでなく、異業種で営業、広報、マーケティング、システム開発、映像制作、イベント運営などに携わってきた人も、これまでの経験を生かせる可能性があります。

報道・制作だけではない、放送局の幅広い仕事

「放送局で働く」と聞くと、アナウンサー、記者、番組ディレクター、カメラマンなどを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、実際の放送局は、さまざまな職種の社員によって支えられています。

営業部門では、テレビCMやラジオCM、番組提供、イベントなどを広告主や広告会社へ提案します。放送枠を販売するだけでなく、企業や地域が抱える課題を聞き取り、テレビ、ラジオ、インターネット、イベントを組み合わせた企画を考える仕事も重要になっています。

報道部門では、石川県内で発生した事件、事故、行政、経済、スポーツ、災害などを取材します。取材対象者への配慮を忘れず、限られた時間の中で情報を確認し、正確に伝える力が求められます。

制作部門は、情報番組、バラエティー、ドキュメンタリー、ラジオ番組などの企画・制作を担当します。取材、台本作成、出演者との調整、収録、編集など、多くの人と協力しながら一つの番組を完成させます。

事業部門では、コンサート、展覧会、舞台、スポーツ大会など、放送以外のイベントを企画・運営します。編成部門は、番組をどの時間帯に放送するかを考え、テレビ・ラジオ全体の放送スケジュールを組み立てます。

技術部門は、スタジオ設備、中継設備、送信設備などを維持・管理し、テレビとラジオの放送を安定して届ける仕事です。中継現場での映像・音声対応、放送システムの更新、災害時の放送継続など、放送局の根幹を支える役割を担います。

さらに今回の募集職種には「DX推進」も明記されています。放送設備や社内業務のデジタル化、インターネット配信、データの活用など、放送局にもITやデジタル分野の知識を持つ人材が求められていることが分かります。

「総合職」であることも理解しておきたい

今回の募集は、特定の職種だけに限定した専門職採用ではなく、総合職社員のキャリア採用です。エントリーシートでは、報道、制作、ラジオ、営業、事業、技術、編成ほかの中から、第一志望と第二志望を記入する形式になっています。

一方、総合職である以上、必ずしも入社から退職まで同じ部署で働き続けるとは限りません。北陸放送の若手社員インタビューにも、報道部から営業部、テレビ制作部から営業部、テレビ編成業務部から報道部へ異動した社員が紹介されています。

専門性を高めながらも、部署を越えて放送局のさまざまな仕事に関わる可能性があることを理解しておく必要があります。希望する職種を明確にすると同時に、新しい分野へ挑戦する柔軟さも大切になりそうです。

勤務地は金沢本社だけではない

勤務地は金沢市の本社だけでなく、東京、大阪、富山の各支社も含まれています。

原則的な勤務時間は9時30分から18時までですが、フレックスタイム制のほか、営業職には事業場外労働制、報道・制作職には裁量労働制が適用されます。

放送局の仕事は、部署によって働く時間帯が大きく異なります。ニュースや生放送、スポーツ中継、イベント、災害報道などに対応するため、早朝や夜間、休日に勤務する可能性も考えておかなければなりません。

応募前には、希望する職種の具体的な業務内容、配属の考え方、転勤の可能性、勤務体系などを確認しておくとよいでしょう。

福利厚生について

福利厚生としては、健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険のほか、育児休職、介護休職、育児・介護の短時間勤務制度などが用意されています。

支社勤務者を対象とした借上社宅制度があり、金沢本社には食事補助制度のある社員食堂と健康推進室が併設されています。このほか、退職金制度やスポーツ施設利用補助制度も設けられています。

北陸放送の採用実績

北陸放送の公式サイトでは、総合職社員の採用実績も公開されています。

入社年度採用人数
2026年(令和8年)男性1人・女性1人
2025年(令和7年)男性1人・女性2人
2024年(令和6年)男性4人
2022年(令和4年)男性1人・女性1人
2021年(令和3年)男性2人・女性1人
2020年(令和2年)男性2人・女性2人
2019年(令和元年)男性2人・女性1人

この採用実績は、アナウンサー、報道、テレビ制作、ラジオ制作、営業、事業、編成、放送技術、制作技術、人事、総務経理などを含む総合職社員全体の実績です。キャリア採用だけの人数が示されたものではない点には注意が必要です。

詳しくは、北陸放送公式サイトの採用実績をご確認ください。

応募方法と選考の流れ

応募には、北陸放送が指定する総合職キャリア採用エントリーシートを使用します。

エントリーシートには、志望職種、学歴、資格、自己PR、志望理由、北陸放送で実現したいことなどを記入します。用紙には、すべて直筆で記入すること、縦4センチ・横3センチのカラー顔写真を貼ること、職歴は職務経歴書に記載することが明記されています。

選考は、まず書類選考が行われます。通過者には人事部から連絡があり、一次選考の日程と場所を相談したうえで決定します。その後の選考については、対象者へあらためて案内されます。

なお、公式募集要項には次の注意事項があります。

  • 一度不合格となった人の再応募は受け付けていない
  • 送付したエントリーシートや資料は返却されない
  • 選考を受けるための交通費や食事代は支給されない
  • 合否に関する問い合わせには回答しない

応募締切や書類の具体的な提出方法は、公式ページ上では明記されていません。応募を検討している人は、最新の募集状況を確認したうえで、必要に応じて北陸放送人事部のキャリア採用担当へ問い合わせるとよいでしょう。

エントリーシートで伝えたいこと

北陸放送のエントリーシートには、「当社に入社したいと考える理由」と「当社で実現したいこと」を記入する欄があります。

単に「テレビが好き」「ラジオが好き」という気持ちだけでなく、なぜ数ある放送局の中から北陸放送を選ぶのか、自分の経験を石川県のためにどのように生かせるのかを、具体的に伝えることが重要になるでしょう。

例えば、営業経験がある人であれば、企業の課題を聞き取り、放送、デジタル、イベントを組み合わせた提案を行いたいという方向性が考えられます。IT分野の経験がある人なら、放送設備や社内業務のDX、インターネット配信などで力を発揮できるかもしれません。

観光、地域振興、行政、教育、防災などに携わってきた人も、地域の魅力や課題を発信する放送局で、その知識や人脈を生かせる可能性があります。

これまでの経験を並べるだけでなく、その経験が北陸放送の仕事とどのようにつながるのかまで落とし込むことが、説得力のある志望理由につながります。

地域のために働きたい人へ

地方の放送局を取り巻く環境は、大きく変化しています。若い世代を中心にテレビやラジオとの接触方法が変わり、動画配信、SNS、インターネット広告などとの競争も激しくなっています。

だからこそ、従来の放送局の枠にとらわれない発想や、異業種で培った経験が求められているのではないでしょうか。

北陸放送が求めているのは、テレビ・ラジオが好きで、放送の仕事に興味があり、地域に貢献したい、新しい世界を拓きたいと考えている人です。

放送局の仕事は華やかな場面ばかりではありません。地道な取材、細かな確認作業、社内外との調整、設備の保守、広告主への提案など、多くの積み重ねによって毎日の放送が成り立っています。しかし、自分が関わったニュースや番組、CM、イベントが地域の人に届き、誰かの行動や暮らしにつながることは、地域放送局ならではの大きなやりがいといえるでしょう。

放送業界で働いた経験がなくても、これまでの社会人経験を生かしながら石川県の放送を支えたいという人は、今回のキャリア採用を検討してみてはいかがでしょうか。

北陸放送キャリア採用の問い合わせ先

北陸放送株式会社
人事部 キャリア採用担当

〒920-8560
石川県金沢市本多町3丁目2番1号

電話:076-262-8112
メール:jinji@mro.co.jp

関連リンク

掲載されている募集条件、待遇、応募方法などは変更される場合があります。応募前に必ず北陸放送公式サイトの最新情報をご確認ください。

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