第1回ホクリク・デジコミーティング出張編開催のお知らせ

第20回ホクリク・デジコミティング開催のご報告

アマチュア無線局 JF9OYU/ライセンスフリー無線局 いしかわJK946 です。いつもブログをお読みいただきまして、心より感謝申し上げます。

さて、7月11日(土)に第20回ホクリク・デジコミーティングを開催しましたので、皆さまにご報告申し上げます。

ホクリク・デジコミーティングとは、デジタル小電力コミュニティ無線機をお持ちの方であれば、どなたでもご参加いただけるとっても簡単なロールコールです。あなたも久し振りにデジタル小電力コミュニティ無線機を持って野山へでかけてみませんか。

開催趣旨

2019年、ライセンスフリー無線に新たな仲間として、デジタル小電力コミュニティ無線(通称:デジコミ、LCR)が登場しました。

市民ラジオ、特定小電力無線、デジタル簡易無線に続く新しい通信手段として誕生したデジコミは、まだ利用者こそ多くありませんが、デジタル方式ならではの魅力と可能性を秘めた無線です。

その楽しさを少しでも広げたいという思いから、私は2021年より、北陸エリアにおいてデジタル小電力コミュニティ無線単体のロールコールを企画・実施してきました。単なる交信にとどまらず、ゲーム性や遊び心も取り入れながら、無線仲間が気軽に集える場として開催を重ねてまいりました。

しかし、その後は私自身の生活環境の変化に加え、コロナ禍が明けてからの仕事の忙しさもあり、2021年1月23日(日)に開催した第9回を最後に、しばらく休止することとなりました。気づけば、4年以上の空白が生まれていました。

そして2025年8月31日(日)、待望の第10回を開催したところ、27局もの皆さまにチェックインいただき、盛況のうちに復活を果たすことができました。休止期間中も変わらず応援してくださった皆さま、そして新たに参加してくださった皆さまには、心より感謝申し上げます。

その後、定期開催も試みましたが、ありがたいことに私自身の事業が好調で、現在はゆっくりと無線を楽しむ時間を十分に確保することが難しい状況です。そのため、2026年3月は休止とし、2026年4月以降は不定期開催とさせていただいております。

このような形となり恐縮ではございますが、今後も無理のない範囲で、デジコミの楽しさを共有できる場を続けていきたいと考えております。

引き続き、ホクリクデジコミーティングにお付き合いいただけましたら幸いです。

開催概要

第20回ホクリク・デジコミーティングを開催概要です。

名称第20回ホクリク・デジコミーティング
周波数デジタル小電力コミュニティ無線
(142/146MHz帯)
開催日時2026年7月11日(土)
 
10時00分頃〜11時00分頃
運用場所(キー局運用地)碁石ヶ峰
(石川県鹿島郡中能登町)
運用担当(キー局)いしかわJK946
主催金沢レディオクラブ

運用場所の紹介

第20回ホクリク・デジコミーティングは碁石ヶ峰から開催しました。碁石ヶ峰は、石川県羽咋市、石川県鹿島郡中能登町、富山県氷見市の3市町にまたがる標高461.1メートルの山です。山頂は中能登町側にあり、点名を「碁石」とする二等三角点が設置されています。石動山から宝達山へと続く宝達丘陵の一峰で、周辺は碁石ヶ峰県立自然公園に指定されています。

中能登町側からは県道304号鹿西氷見線を経由して向かうことができ、JR能登部駅から車で約20分です。山頂付近まで車で近づくことができ、駐車場所から山頂までは徒歩数分ほど。比較的訪れやすい山ですが、途中には道幅の狭い場所や見通しの悪いカーブもあるため、対向車に注意が必要です。積雪期や大雨の後は、路面凍結や落石、倒木などの可能性もあることから、事前に道路状況を確認した方が安心でしょう。

碁石ヶ峰の魅力は、標高461.1メートルとは思えないほど開放的な眺望です。天候に恵まれれば、能登半島や富山湾、立山連峰などを見渡すことができ、山頂からは360度のパノラマが広がります。海と山、能登の里山を一度に眺められる展望スポットとして、ドライブやハイキングにも適した場所です。

周囲への見通しが良い碁石ヶ峰は、アマチュア無線やライセンスフリー無線の移動運用地としても魅力があります。特にデジタル小電力コミュニティ無線(デジコミ)、デジタル簡易無線、特定小電力無線、144MHz帯、430MHz帯では、標高と地形を生かした交信が期待できます。富山湾方面、能登半島方面、邑知地溝帯方面へ電波が届きやすく、相手局の運用場所やアンテナ、当日の伝搬状況によっては、思いがけない遠距離交信につながる可能性もあります。

一方、山頂は風が強くなることがあり、アンテナや三脚を設置する際は転倒防止が欠かせません。登山者や観光客の通行を妨げないよう配慮し、運用記録には実際に無線機とアンテナを設置した市町名を残すことも大切です。今回の第20回ホクリク・デジコミーティングは、石川県鹿島郡中能登町側から運用しました。能登と富山の両方向へ開けた碁石ヶ峰から、どの地域まで電波が届くのか期待しながらチェックインの受付を開始しました。

Google Map

使用機材

第20回ホクリク・デジコミーティングの使用機材です。

使用無線機

ALINCO DJ-PV1D

アルインコ株式会社
0.5W 18ch VHF デジタル小電力コミュニティ無線トランシーバー DJ-PV1D

使用アンテナ

DIAMOND AZ140

https://www.diamond-ant.co.jp/news/19_05.html

第一電波工業株式会社
140MHz帯デジタル小電力コミュニティ無線用モービルアンテナ AZ140

CQOHM d-ROD-100

CQオーム 株式会社
d-ROD-100 デジタル小電力コミュニティ無線用10段ロッドアンテナ d-ROD-100

チェックインリスト

第20回ホクリク・デジコミーティングのチェックインリストです。

デジタル小電力コミュニティ無線の部

交信時間コールサインチャンネルレポート
(相手局)
レポート
(自局)
運用場所距離
10:02しずおかAB77/916ch5959石川県羽咋郡宝達志水町(宝達山)16km
10:05いしかわAL52/916ch5959石川県羽咋郡宝達志水町(宝達山)16km
10:07いしかわ413716ch5959石川県羽咋郡志賀町14km
10:08ナガオカKN870/016ch5959新潟県上越市(鳥ヶ首岬)111km
10:13のとHR250/916ch57M5石川県鹿島郡中能登町6.7km
10:16いしかわJR900/916ch5959石川県白山市(白山御前峰)85km
10:18とやまFC34/916ch5959富山県下新川郡朝日町(烏帽子山林道)67km
10:21とやまRF87/916ch5352富山県南砺市(小矢部川河川敷)38km
10:29とやまHT27/916ch5857富山県高岡市(雨晴海岸)19km
10:34とやまAT68/916ch5959富山県富山市(呉羽山)35km

市民ラジオの部(番外編)

交信時間コールサインチャンネルレポート
(相手局)
レポート
(自局)
運用場所
11:00しずおかAB77/93ch5959石川県羽咋郡宝達志水町(宝達山)
11:02とやまRF87/93ch5554富山県南砺市(小矢部川河川敷)
11:03いしかわAL52/93ch5755石川県羽咋郡宝達志水町(宝達山)
11:04とやまAT68/93ch5752富山県富山市(呉羽山)
11:05とやまN2303ch5755富山県富山市
11:06とやまHT27/93ch5958富山県高岡市(雨晴海岸)

デジタル簡易無線の部(番外編)

交信時間コールサインチャンネルレポート
(相手局)
レポート
(自局)
運用場所
11:18とやまSW32018ch5959富山県氷見市
11:21しずおかAB77/918ch5959石川県羽咋郡宝達志水町(宝達山)
11:22いしかわAL52/918ch59M5-1石川県羽咋郡宝達志水町(宝達山)
11:24とやまRF87/918ch5552富山県南砺市(小矢部川河川敷)
11:27とやまFC34/918ch5959富山県下新川郡朝日町(烏帽子山林道)
11:29とやまN23018ch5553富山県富山市
11:31いしかわMS430/918ch5555石川県白山市(徳光海岸)
11:34とやまHT27/918ch59M5-2富山県高岡市(雨晴海岸)
11:39いしかわTO26618ch5755石川県白山市
11:42にいがたHE223/018ch5554新潟県佐渡市(大佐渡スカイライン)

特定小電力無線の部(番外編)

交信時間コールサインチャンネルレポート
(相手局)
レポート
(自局)
運用場所
11:54とやまN2303chM5M4富山県富山市
11:58しずおかAB77/93chM5M5石川県羽咋郡宝達志水町(宝達山)
12:00いしかわAL52/93chM5M5石川県羽咋郡宝達志水町(宝達山)

正確な記録に努めていますが、万一記載内容に誤りがございましたら、コメント欄にてお知らせください。

開催を終えて

第20回ホクリク・デジコミーティングは節目となる開催ということもあり、通常のデジタル小電力コミュニティ無線に加え、番外編として市民ラジオ、デジタル簡易無線、特定小電力無線も実施しました。今回はライセンスフリー無線の主要4バンドでチェックインを受け付け、デジタル小電力コミュニティ無線は10局、市民ラジオは6局、デジタル簡易無線は10局、特定小電力無線は3局、合わせて延べ29局にご参加いただきました。

デジタル小電力コミュニティ無線の部では、新潟県上越市の鳥ヶ首岬からご参加いただいたナガオカKN870局との111kmが最遠交信となりました。また、石川県白山市の白山御前峰からご参加いただいたいしかわJR900局は、標高2,702mという今回の最高地点からのチェックインでした。

いしかわJR900局からは、きょうとNY203局が京都府舞鶴市の空山から参加を試みているとの情報をいただきました。そこで、少しでも受信できる場所を探して碁石ヶ峰の山頂付近を移動してみましたが、残念ながら電波を捉えることはできませんでした。交信には至りませんでしたが、遠く離れた空山から参加を試みていただいたことに感謝し、きょうとNY203局は「心のチェックイン」として記録させていただきます。

今回、初めてチェックインしていただいたのが、のとHR250局です。以前からホクリク・デジコミーティングに参加したいと伺っていただけに、節目となる第20回で実際に交信できたことを本当にうれしく思います。ご参加いただき、ありがとうございました。

市民ラジオの部はスポラディックE層(Eスポ)が発生していたこともあり、各チャンネルで遠方の局が聞こえる賑やかなコンディションとなりました。その一方で、次第に激しい混信状態となり、チェックインを確認することが難しくなったため、予定よりも早く終了しました。石川県白山市の徳光海岸から参加を試みていただいたいしかわMS430局とは、残念ながら交信を成立させることができませんでした。混信の影響とはいえ申し訳なく思っております。いしかわMS430局についても、市民ラジオの部の「心のチェックイン」とさせていただきます。

デジタル簡易無線と特定小電力無線の部も順次開催しました。富山県高岡市の雨晴海岸からご参加いただいたとやまHT27局は、使用するバンドに合わせて運用場所を変えながらチェックインしてくださいました。場所を少し移動するだけでも受信信号の強さが変化し、それぞれの周波数帯における電波の届き方を比較できたことも、今回の興味深い成果の一つです。

最後になりますが、暑いなか冷たい差し入れをお持ちいただいたとやまSW320局、そして朝から運用にご一緒いただいたいしかわMG891局、本当にありがとうございました。今回も多くの皆様に支えていただき、節目となる第20回ホクリク・デジコミーティングを無事に終えることができました。各地からチェックインしていただいた皆様をはじめ、交信には至らなかったものの参加を試みてくださった皆様にも、心より感謝申し上げます。

 

本日も最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました!
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